知的財産法学の大家、中山先生の自伝が発売されました。
中山先生といえば、特許法や著作権の教科書でお世話になっている、元東大教授にして現学士院会員でもあります。自分も、中山先生の弟子にあたるかたが指導教授だったので、早速、購入しました。その指導教授のコメントも掲載されていました。
学者になる人は違うな、という点と、若い頃から透析を受けながらここまでの業績を上げられのには、敬服せざるを得なません。
ただこの本、急に企画したせいか?、つまり、喜寿に合わせるためか?内容がややもの足りないのです。これと比較になるというか、おそらく、タイトルを参照したとおもわれる書籍に、以下のものがあります。
中山先生も本で触れられていた川島武宜教授の伝記です。まず、こちらの本を手に取られて読んで見ることをお薦めします。みな、ものすごい勉強家で、とてもかないません。