成功体験からの脱却

自分にとって一つの分岐点は、弁理士試験に一発で合格したことです。

当時、和歌山に住んでいて、会社の仕事も面白くなく、適性の限界を感じていました。転職を視野に本格的に勉強を始め、一年間の勉強でパスしました。もちろん、前々から、少しずつはしていましたが、集中してやったのは、この一年間だけです。

論文が、思いのほか対応できたので、受かるかもと勉強しながらも、思っていました。

ただ、これは、たまたま上手くいったのであって、合格後、司法試験に何度か挑戦しましたが、歯がたちませんでした。この試験には、この試験の勉強方法があるらしいのは、最近になってわかりました。

弁理士試験の合格の成功体験が強すぎ、そこから抜け出せないでいました。

でも、この試験にトライするか?というと、どうしても躊躇せざるを得ません。

覚えること、やりたいことが多すぎるから。